西原龍哉 の パレスチナ スタディー・ツアー


  

パレスチナ
 〜その2〜
 
【パレスチナの人たち】

  今回訪問するまで、パレスチナの人たちがどのような人たちか全く想像がつきませんでした。強いて言えば、テレビなどの報道から「自爆テロ」という言葉とともに伝わってくるちょっと怖いイメージであり、また同時に遠く離れた国の人でありました。

しかし実際に私が出会ったパレスチナの人たちは、顔を合わせるとニコッと笑顔、ユーモアにあふれ笑いの絶えない人たちでした。驚くべきことは、パレスチナ人の多くが親日家なのです。パレスチナは十字軍などによってつらい侵略を繰り返されてきた歴史があります。ですから日本が中東を侵略をしなかったことで、日本に親しみを持ってくれており、私たちもとてもあたたかく迎えてもらったように思います。


(パレスチナの町並み)

町を歩いていて目に止まったものは、あちらこちらに貼ってあるブルースリーのポスターです。どうもカンフーが人気のようです。私たちも歩いていると、「あなたはカンフーをやっているのか」と聞かれました。坊主・作務衣姿のせいでカンフー集団と間違えられ、写真を撮らせて下さいと頼まれることもありました。

また、面白い店を発見しました。
ボロボロになっていますが、「ONE DOLLAR SHOP」と書いてあります。

ONE DOLLAR SHOP

これぞ、元祖「100円ショップ」ではないしょうか。

【食事】

パレスチナでの食事は、日本人の口にも合う味でした。
ある日のランチ。パンの中に野菜・ハム・チーズなどを入れて食べます。これはスパイシーで絶品でした。

(こちらは家庭料理です)

昼食を食べようと、地元のレストランに入った時の話です。
どんな食事が出てくるか楽しみに待っていると、男性たちの笑い声が聞こえて来ました。周囲を見渡すと、男性グループが談笑中です。イスラム教徒は禁酒が定められていますから、もちろんお酒もなし。男同士昼間からどんな話をして盛り上がっているのかと不思議に思い、コーディネーターの方に尋ねました。すると、「奥様の自慢話をしているんですよ」とのこと。パレスチナの男性は、優しくて、家事をこなす家族思いの人が多いそうです。

(お父さんと子供)



【水たばこ】
中東名物は「水たばこ」です。
             
(水たばこ)

上部の火皿にたばこを置き、その上に燃える炭をのせて、吸い口から吸い込むと容器中の水がフィルターとなり、ボコボコと音を立てながら器具内の水を通った煙が口の中に入ってくるというもの。
(SMOKERS' STYLEホームページより)
http://www.jti.co.jp/sstyle/museum/trivia/story/world2/04.html

水たばこは、ノンタール。ニコチンは0.5%以下。一度水をくぐらせるのでマイルドな味わいです。私も水たばこを経験しましたが、口の中が甘い香りに包まれました。パレスチナでは、この水たばこを吸いながら、おしゃべりをし、ゆっくりと時間を楽しむのです。

この水たばこが日本でも静かなブームになっています。先日の新聞でも、「水たばこ広がる輪」という記事で、都会で開催されている水たばこパーティーが紹介されていました。
そんなゆっくりと時間を過ごし、ユーモアと優しさ溢れる人たちがパレスチナの人たちです。


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