シルクロード見聞録
敦煌
トンコウ

最終更新日:  

更新記録:
2006-05-16  序、ページ1、ページ2、ページ3
2006-06-16  ページ4、ページ5、ページ6、ページ7
2006-08-16  ページ8、ページ9、ページ10、ページ11、ページ12
2006/09/16  第3章 敦煌莫高窟Mogao Cavesの 序、1、2
2006/10/16  第3章 敦煌莫高窟Mogao Cavesの 3、4
2006/11/16  第3章 敦煌莫高窟Mogao Cavesの 5
2006/12/16  第3章 敦煌莫高窟Mogao Cavesの 6

DUNHUANG MOGAO CAVES
敦煌 莫高窟 は こちらから



POSTEIOS SILKROAD
第3章

甘粛省敦煌
「敦煌(トンコウ)市」(序)


  まずは予備知識から。

  元 沙州、現在の甘粛省のオアシス町。一番の印象は「砂」。一面が砂。ウルムチやトルファンは小石に土の「砂漠」に対してここは文字通り「砂漠」。それも綺麗な細かい砂。
  「ちりも積もれば山となる」は見事な諺。その山となった敦煌周囲の山々は、風のためにその風貌が毎日変わる。さすがに自然に魅了されるとはこのようなことでしょう。

  この地も、公用時間は北京時間です。しかし、北京から真西へ1000kmに位置しているので、やはり現地の時差はあります。

  この度は、列車で敦煌入りする企画ですので、トルファン駅から10時間半かけて、午前8:40に敦煌駅へ着きました。実は「敦煌駅」は「柳園駅」なのです。その理由は、敦煌の最寄りの駅は、この130km離れた柳園だからで、知名度が高い敦煌駅と改名されています。一口で130kmと言いますが、一直線の砂漠道に、ところどころ「オアシス」があるだけです。人が住めるほどのものはほんのわずか。ポツンポツンと緑の草木が点在している風景です。
  駅近くの食堂で朝食を取り、出発しますが、やはり摂取したものは出ますので、途中その一つの無人オアシスで、青空トイレ停車をしました。さすがに、女性群は用をたす人はいませんでした。後になって考えると、肥やしと水分を与えるからオアシスがあるのか、はたまた、人の手を借りなくとも、自生して行けたのかは分からなくなる。まあ、「共存」ということで、お互いにいのちの支え合いをしていると言うことにしましょう。



  説明のために、GOOGLE EARTHより下の地図をお借りいたしました。
  見てお分かりのように、トンコウは砂漠のオアシスです。


まるで月面に緑が生えているような感じですね。
2005年、訪問したときは敦煌には鉄道は引かれていなかった。
計画では、2008年のオリンピックまでには整備されるとかでした。
鉄道の「敦煌駅」は、地図上の時計で言えば12時のちょっと右に
敦煌から直線(道路)が左右の線(鉄道)と交差する位置で、
130キロ離れています。砂漠の一本道の130キロは
日本の高速道路での130キロとは感覚的に比較できません。

ちなみに、この地図上、CHINA の文字があるところに
敦煌空港があり、その地一帯は、古くから多民族の墓地です。

(衛星写真:Google / EarthSat より)
  では、そろそろ列車での4日目の朝を迎えましょう。
  この列車はウルムチからトルファン経由敦煌行きで、人気のない山中を通る一本線です。途中、山越えをしているときに高度が高いせいか、朝06:20ごろに「朝日が昇る」放送(だと思う)があり、寝ぼけ眼を擦りながら、日の出を見ました。
 辺り一面、ただの山。所々道路工事をしているような場所も見ましたが、それ以外は人気のない殺風景な山でした。

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